★組織学的特徴:典型的には,
#1 密なリンパ球形質細胞浸潤,
#2 花むしろ状の線維化,
#3 閉塞性静脈炎
の2つ以上が見られる
★ 免疫染色で一番IgG4が多いところで,IgG4+形質細胞の数を3視野数える。
★ 1強拡大視野のIgG4形質細胞数を算出→highly suggestiveかprobableかを判定する (下の図を参照)。
★ この際,IgG4/IgG 比が40%を超えていることが必要。
なお,この論文では視野数(field number)22を標準としている。
追記:自験例でも診断基準の作成を試みたことがあるが,残念なことに当時の症例は血清IgG4が計測されていなかった。
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http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/18269592